「写楽再現-現代日本の美術家が再現する東洲斎写楽の浮世絵-」展の実施

 

 2008年9月8日から14日にかけて、当館、国際交流基金、中国対外文化集団公司、重慶大学国際合作与交流処、重慶大学芸術学院の共催により、重慶大学芸術学院展示ホールにおいて、「写楽再現-現代日本の美術家が再現する東洲斎写楽の浮世絵-」展を実施しました。9日午後に行われた開幕式には、重慶大学から陳徳敏副学長、許世虎芸術学院院長、趙成平国際合作与交流処処長らが参加し、当館からは冨田昌宏総領事がご挨拶いたしました。
 本展は東洲斎写楽の浮世絵の複製画30点と、日本の現代芸術家が、写楽作品を自由な観点から解釈し、再現した作品50点、計80点の作品からなり、特に中核部分をなす現代作家の作品は、平面デザイン、ポスター、陶器や彫刻など、多様な表現形式による作品が含まれ、来場者からは、「日本の芸術のさまざまな側面を垣間見ることができた」、「今後もこのような催しをたくさん開催してほしい」、といったコメントが寄せられました。

 

開幕式
写楽の大首絵(複製)コーナー
現代作家による作品コーナー
来場者が書いた、自分の好きな人の似顔絵が
作品の一部になる小澤剛氏の作品