日中平和友好条約締結・鄧小平来日30周年写真展の開催
1978年10月、鄧小平副総理が、中華人民共和国の国家指導者としてはじめて日本を訪れました。鄧小平御一行は、東京で日中平和友好条約相互批准書交換式に参加したほか、新日鐵や日産自動社など、日本の代表的な企業の工場を視察し、新幹線にも乗車しました。この訪日の経験が、中国の改革開放の総設計師となった鄧小平氏が中国の「四つの現代化」を進める上で、日本を身近なモデルとし、日本との協力をすすめていくきっかけになったことはよく知られています。
その来日から30年目にあたる今年、当館は、外務省の公式記録写真をもとに90枚の写真パネルを作成して来日の模様を再現し、四川省人民対外友好協会、重慶市人民対外友好協会等との共催により、四川省成都市(広島-四川中日友好会館 10月26日~31日)、重慶市(中国重慶三峡博物館 11月6日~15日)にて、「日中平和友好条約締結・鄧小平来日30周年写真展」を開催しました。
今年は中国の改革開放30周年にもあたり、写真展は多くのメディアに取り上げられたほか、各会場とも大変多くの方に足を運んでいただきました。
写真展に使用したパネルは、11月25日、四川省広安市の鄧小平故居陳列館に寄贈されました。
開幕式(成都) 展示会場(成都) 開幕式(重慶) 展示会場(重慶)