金沙遺址博物館

令和2年6月29日
中国語名:金沙遗址博物馆

 成都市中心部,地下鉄環状7号線「金沙博物館」駅近くに位置する。金沙遺跡は古蜀時代(紀元前12~同7世紀),三星堆の王国(別途掲載)が消滅した後にこの地に栄えた別の王国の跡とされている。2001年に工事現場から多くの出土品が発見され,その後の発掘調査で5平方キロの範囲内に祭祀場,宮殿,居住区,集合墓地の跡などが確認された。主な見所は,発掘現場をそのまま保存している遺跡館と,各種出土品を展示する陳列館(5カ所の展示室あり)の二カ所。神の化身として崇められていた「太陽神鳥」の金飾りや仮面など,三星堆から繋がる文化面での共通点も多く大変興味深い。入場料70元(2020年6月現在)。
 

入口

太陽神鳥がシンボルに

発掘現場を生かした遺跡館

発掘現場を間近で見学できる

陳列館の様子

黄金のマスク

石壁(太鼓の役割)

集合墓地の様子