武侯祠

平成30年3月30日
中国名:武侯祠
 成都市を代表する観光スポットの一つで、中心部の武侯区に位置する。三国志で有名な諸葛孔明やその主君である劉備などを祀る祠堂。同地の歴史は紀元223年に遡ると言われており、入口にある「三国時代の聖地」(中国語:三国圣地)の石碑がこの場所の存在感を際立たせている。中の建造物には、お馴染みの劉備、関羽、張飛をはじめ、その他の三国時代を代表する武将たちの像がたくさん配置されている。また、敷地内には劉備の墓とされる「恵陵」と呼ばれる墳墓(日本の古墳に相当)もあり、歴史のロマンをかき立てられる材料に事欠かない。武侯祠の周辺は明清時代を模した建物が多く、雰囲気を醸し出している。