管轄区域の主な報道ぶり(2018年3月)
平成30年4月4日
九寨溝が一部公開再開(四川省)
9日付四川日報は、8日午前、区域、入場者数、時間、方式を限定し、九寨溝景区の一部公開を再開した旨報じている。現時点では、団体観光客のみを対象とし、個人観光客は入場不可。
商務部と重慶市政府間の協力合意に署名
2日、鐘山・商務部長と唐良智・重慶市副市長は北京にて会談を行い、商務部と重慶市政府間の協力合意に署名した。同合意によると、商務部は重慶市の内陸開放高地建設の実施、「一帯一路」建設への参加、中星協力プロジェクトの実施、自由貿易試験区制度の刷新、重慶企業の海外進出などの分野で積極的に支持する由。
中星協力プロジェクト、自由貿易試験区、中欧班列の成果報道(重慶市)
9日付重慶日報は、2017年の(1)中星協力プロジェクト、(2)自由貿易試験区、(3)中欧班列の成果につき報じているところ、以下のとおり。
(1)中星協力プロジェクト
2017年は計31件のプロジェクトに署名、契約総額は50.7億米ドルに達した。累計では103件のプロジェクトに署名し、契約総額は204億米ドル。
(2)自由貿易試験区
2017年4月1日に中国(重慶)自由貿易試験区が正式に成立してから、(これまで他の貿易試験区で実施されてきた)123件の試験的改革のうち、すでに111件が実施された。2017年は新たに11695の企業が登録し、重慶市全体の9.6%を占め、登録資本総額は773.16億元に達した。
(3)中欧班列
2017年の中欧班列は663便(往路406便、復路257便)であり、前年比で58%増加。今年1~2月の中欧班列は119便(往路54便、復路65便)であり、前年比で29%増加した。
雲南省档案館で「南洋華僑機工抗戦档案写真展」等が開幕
3日付雲南日報によると、1日午前、雲南省档案館による国家重点档案保護開発プロジェクトである「南洋華僑機工抗戦档案写真展」及び「フライングタイガース、ラクダこぶ(ルート)記録展」が始まり、国家档案局及び関係者、雲南省黄埔軍校同学会、フライングタイガース研究会、南僑機工帰国抗戦歴史研究会が開催式に出席した。本展覧会には、数多くの資料の中から「南僑機工」「ラクダこぶ(ルート)」「フライングタイガース」に関する写真700枚余り、文物250点、計120分近くの音声資料が選ばれ展示されている。同記事はさらに、華僑機工の抗戦のための輸送支援に関する資料文件は中国資料文献遺産になっており、今年5月には韓国において最終審査を経てアジア太平洋地区記録遺産になる見込みである、と報じている。
習近平が第13期全国人民代表大会第1回会議重慶代表団の審議に出席
11日付重慶日報は、10日午前、習近平総書記が第13期全国人民代表大会第1回会議重慶代表団の審議に出席した旨報じた。陳敏爾・重慶市党委書記は同日午後の重慶代表団全体会議で、習近平・総書記の核心的地位を一層自覚し守り抜き、孫政才の劣悪な影響と「薄・王」思想の遺毒を徹底的に排除する旨述べた。
栗戦書が第13期全国人民代表大会第1回会議雲南代表団の審議に出席
11日付雲南日報は、10日午前、栗戦書・政治局常務委員が第13期全国人民代表大会第1回会議雲南代表団の審議に出席した旨報じた。
有機EL生産ラインの建設が決定(重慶市)
10日付重慶日報は、液晶パネル中国最大手の京東方科技集団(BOE)が重慶市に第6世代有機ELの生産ラインを建設することを決定した旨報じた。重慶で生産される有機ELは携帯電話やノートパソコンのディスプレイとして使用される予定。BOEは既に四川省成都市と綿陽市に第6世代有機EL生産ラインを建設している。
彭清華が四川省党委書記に就任
21日午前、(四川省)全省指導者幹部会議が行われ、姜信治・中央組織部副部長が中央政府の決定を発表し、王東明が四川省党委書記の職を辞し、彭清華(前広西チワン族自治区党委書記)が四川省党委書記に就任した。王東明は17日、第13期全人代第1回会議第5回全体会議で全人代常務委員会副委員長に選出されており、また、22日には中華全国総工会主席に選出された。
雲南省党委書記及び省長の電子ご意見板アカウントが開設
23日付雲南日報は、25日から雲南省党委書記及び省長の電子ご意見板アカウントを開設する旨報じた。当該HPに登録し、「書記ポスト」「省長ポスト」から意見を申し立てることや、手続き状況をチェックし、関連部門からの返答に対し満足度評価を行うことも可能になる。
中欧班列(重慶)ベトナム国際路線が開通
19日付重慶日報は、中欧班列(重慶)ベトナム国際路線が開通した旨報じた。同路線は重慶を出発し、広西の南寧を経由、凭祥から出国し、直接ベトナムのハノイに至る。重慶からは中国国内で製造された機械類等、ベトナムからは果物や水産品等が運ばれる。重慶市は2011年から欧州に至る国際貨物列車・渝新欧鉄道(注:現在は中欧班列(重慶)という名称を使用)を運行しており、今回のベトナム国際路線開通により、欧州・ベトナム間の鉄道による輸送が可能となった。
BRICs知的財産権に関する討論会(四川省)
27日、国家知識産権局(SIPO)主催の第1回BRICs知的財産権討論会が四川省成都市で開催され、申長雨・国家知識産権局長、尹力・四川省長らが出席した。同討論会は、26日に成都市で行われた第10回BRICs国家知的財産権局長会議の一環として行われた。
趙楽際・政治局常務委員が雲南省を視察
25日~27日、趙楽際・政治局常務委員が雲南省を訪問し、中国の特色ある社会主義思想及び第19回党大会の精神を貫徹するよう強調するとともに、貧困家庭を訪れ、世帯収入や医療環境に関する聞き取り調査等を行った。
重慶が日本アニメ「重神機パンドーラ」のモデル都市に
26日、重慶市内で、河森正治監督のアニメ新作「重神機パンドーラ」の先行試写会が行われた。このアニメでは、重慶が事件の舞台・翔龍のモデル都市となっており、渝中半島、洪崖洞、磁器口、火鍋、小面などの重慶の実在する地名や名物も登場する。孫ハン・プロデューサーによると、河森監督は「マクロスΔ」の素材を探していたときから、重慶モノレール2号線がビルの突き抜けて走っている画像を見たのが深く印象に残り、プロデューサーとともに視察に行き、大変満足したと述べている。
重慶マラソンで日中合同チームが参加
26日付国際在線、都市熱報(いずれもネットメディア)は、重慶マラソンに在重慶日本国総領事館が日中合同チームを結成し、参加した旨報じた。
昨年の完成車輸入量等が内陸部トップ(重慶市)
27日付重慶晨報は、重慶市の鉄道港における昨年の完成車輸入量は3288台、前年比60.8%増で、台数、伸び率ともに内陸部の完成車輸入港でトップである旨報じた。
中国初のシェールガス田の年間生産能力(重慶市)
27日付重慶日報は、重慶市涪陵区における中国初のシェールガス田の年間生産能力が100億立方メートルとなった旨報じた。
重慶の軍民融合
28日、重慶悦来国際会議センターで「2018年スマート装備軍民両用フォーラム及び博覧会」が開幕した。展示会場で初めて披露された多くの装備類は、「軍から民へ」「民から軍へ」の動きが加速し、この産業界が大いに発展していることを示している。現在、重慶には軍事関連企業が約130社あり、そのうち中央政府系企業の支社が約40社ある。2016年に設立された北斗民用戦略新興産業研究所では、「北斗七星」ブランドで、携帯電話、時計、携帯式インターネット接続装置、地上ネット端末などのシリーズ製品を世に出している。
9日付四川日報は、8日午前、区域、入場者数、時間、方式を限定し、九寨溝景区の一部公開を再開した旨報じている。現時点では、団体観光客のみを対象とし、個人観光客は入場不可。
商務部と重慶市政府間の協力合意に署名
2日、鐘山・商務部長と唐良智・重慶市副市長は北京にて会談を行い、商務部と重慶市政府間の協力合意に署名した。同合意によると、商務部は重慶市の内陸開放高地建設の実施、「一帯一路」建設への参加、中星協力プロジェクトの実施、自由貿易試験区制度の刷新、重慶企業の海外進出などの分野で積極的に支持する由。
中星協力プロジェクト、自由貿易試験区、中欧班列の成果報道(重慶市)
9日付重慶日報は、2017年の(1)中星協力プロジェクト、(2)自由貿易試験区、(3)中欧班列の成果につき報じているところ、以下のとおり。
(1)中星協力プロジェクト
2017年は計31件のプロジェクトに署名、契約総額は50.7億米ドルに達した。累計では103件のプロジェクトに署名し、契約総額は204億米ドル。
(2)自由貿易試験区
2017年4月1日に中国(重慶)自由貿易試験区が正式に成立してから、(これまで他の貿易試験区で実施されてきた)123件の試験的改革のうち、すでに111件が実施された。2017年は新たに11695の企業が登録し、重慶市全体の9.6%を占め、登録資本総額は773.16億元に達した。
(3)中欧班列
2017年の中欧班列は663便(往路406便、復路257便)であり、前年比で58%増加。今年1~2月の中欧班列は119便(往路54便、復路65便)であり、前年比で29%増加した。
雲南省档案館で「南洋華僑機工抗戦档案写真展」等が開幕
3日付雲南日報によると、1日午前、雲南省档案館による国家重点档案保護開発プロジェクトである「南洋華僑機工抗戦档案写真展」及び「フライングタイガース、ラクダこぶ(ルート)記録展」が始まり、国家档案局及び関係者、雲南省黄埔軍校同学会、フライングタイガース研究会、南僑機工帰国抗戦歴史研究会が開催式に出席した。本展覧会には、数多くの資料の中から「南僑機工」「ラクダこぶ(ルート)」「フライングタイガース」に関する写真700枚余り、文物250点、計120分近くの音声資料が選ばれ展示されている。同記事はさらに、華僑機工の抗戦のための輸送支援に関する資料文件は中国資料文献遺産になっており、今年5月には韓国において最終審査を経てアジア太平洋地区記録遺産になる見込みである、と報じている。
習近平が第13期全国人民代表大会第1回会議重慶代表団の審議に出席
11日付重慶日報は、10日午前、習近平総書記が第13期全国人民代表大会第1回会議重慶代表団の審議に出席した旨報じた。陳敏爾・重慶市党委書記は同日午後の重慶代表団全体会議で、習近平・総書記の核心的地位を一層自覚し守り抜き、孫政才の劣悪な影響と「薄・王」思想の遺毒を徹底的に排除する旨述べた。
栗戦書が第13期全国人民代表大会第1回会議雲南代表団の審議に出席
11日付雲南日報は、10日午前、栗戦書・政治局常務委員が第13期全国人民代表大会第1回会議雲南代表団の審議に出席した旨報じた。
有機EL生産ラインの建設が決定(重慶市)
10日付重慶日報は、液晶パネル中国最大手の京東方科技集団(BOE)が重慶市に第6世代有機ELの生産ラインを建設することを決定した旨報じた。重慶で生産される有機ELは携帯電話やノートパソコンのディスプレイとして使用される予定。BOEは既に四川省成都市と綿陽市に第6世代有機EL生産ラインを建設している。
彭清華が四川省党委書記に就任
21日午前、(四川省)全省指導者幹部会議が行われ、姜信治・中央組織部副部長が中央政府の決定を発表し、王東明が四川省党委書記の職を辞し、彭清華(前広西チワン族自治区党委書記)が四川省党委書記に就任した。王東明は17日、第13期全人代第1回会議第5回全体会議で全人代常務委員会副委員長に選出されており、また、22日には中華全国総工会主席に選出された。
雲南省党委書記及び省長の電子ご意見板アカウントが開設
23日付雲南日報は、25日から雲南省党委書記及び省長の電子ご意見板アカウントを開設する旨報じた。当該HPに登録し、「書記ポスト」「省長ポスト」から意見を申し立てることや、手続き状況をチェックし、関連部門からの返答に対し満足度評価を行うことも可能になる。
中欧班列(重慶)ベトナム国際路線が開通
19日付重慶日報は、中欧班列(重慶)ベトナム国際路線が開通した旨報じた。同路線は重慶を出発し、広西の南寧を経由、凭祥から出国し、直接ベトナムのハノイに至る。重慶からは中国国内で製造された機械類等、ベトナムからは果物や水産品等が運ばれる。重慶市は2011年から欧州に至る国際貨物列車・渝新欧鉄道(注:現在は中欧班列(重慶)という名称を使用)を運行しており、今回のベトナム国際路線開通により、欧州・ベトナム間の鉄道による輸送が可能となった。
BRICs知的財産権に関する討論会(四川省)
27日、国家知識産権局(SIPO)主催の第1回BRICs知的財産権討論会が四川省成都市で開催され、申長雨・国家知識産権局長、尹力・四川省長らが出席した。同討論会は、26日に成都市で行われた第10回BRICs国家知的財産権局長会議の一環として行われた。
趙楽際・政治局常務委員が雲南省を視察
25日~27日、趙楽際・政治局常務委員が雲南省を訪問し、中国の特色ある社会主義思想及び第19回党大会の精神を貫徹するよう強調するとともに、貧困家庭を訪れ、世帯収入や医療環境に関する聞き取り調査等を行った。
重慶が日本アニメ「重神機パンドーラ」のモデル都市に
26日、重慶市内で、河森正治監督のアニメ新作「重神機パンドーラ」の先行試写会が行われた。このアニメでは、重慶が事件の舞台・翔龍のモデル都市となっており、渝中半島、洪崖洞、磁器口、火鍋、小面などの重慶の実在する地名や名物も登場する。孫ハン・プロデューサーによると、河森監督は「マクロスΔ」の素材を探していたときから、重慶モノレール2号線がビルの突き抜けて走っている画像を見たのが深く印象に残り、プロデューサーとともに視察に行き、大変満足したと述べている。
重慶マラソンで日中合同チームが参加
26日付国際在線、都市熱報(いずれもネットメディア)は、重慶マラソンに在重慶日本国総領事館が日中合同チームを結成し、参加した旨報じた。
昨年の完成車輸入量等が内陸部トップ(重慶市)
27日付重慶晨報は、重慶市の鉄道港における昨年の完成車輸入量は3288台、前年比60.8%増で、台数、伸び率ともに内陸部の完成車輸入港でトップである旨報じた。
中国初のシェールガス田の年間生産能力(重慶市)
27日付重慶日報は、重慶市涪陵区における中国初のシェールガス田の年間生産能力が100億立方メートルとなった旨報じた。
重慶の軍民融合
28日、重慶悦来国際会議センターで「2018年スマート装備軍民両用フォーラム及び博覧会」が開幕した。展示会場で初めて披露された多くの装備類は、「軍から民へ」「民から軍へ」の動きが加速し、この産業界が大いに発展していることを示している。現在、重慶には軍事関連企業が約130社あり、そのうち中央政府系企業の支社が約40社ある。2016年に設立された北斗民用戦略新興産業研究所では、「北斗七星」ブランドで、携帯電話、時計、携帯式インターネット接続装置、地上ネット端末などのシリーズ製品を世に出している。