釣魚城
平成30年4月23日
中国語名:钓鱼城
日本が元寇の来襲にあった直前の13世紀中頃、重慶市合川区の釣魚山(重慶市中心部から車で約1時間半)でも、モンゴル軍と長年にわたり対峙していた。3つの大河に囲まれた立地条件を生かし、36年間にわたりモンゴル軍の襲撃に耐え抜き、その間に敵陣の大将モハンケン(憲宗)が戦死したため、ヨーロッパから北アフリカまで領土拡張を進めていたモンゴル軍は、これを機に撤退を余儀なくされたとされている。各地に様々な遺構、石壁彫刻、資料陳列館などが点在しているが、石段が多いのでスポーツシューズの着用が望ましい。