愛情天梯

中国名：爱情天梯
　中山古鎮から更に20キロほど南に向かった深い山奥に位置している。1950年代、ある青年が10歳以上年上の未亡人と恋仲となった。周囲の煩わしい声を避けるため、二人は山奥に駆け落ちし、子宝にも恵まれ、ひっそりと隠遁生活を始めた。女性が街に出るのに急な山道を下りるのは危険であると心配した男性は、この女性のために56年間にわたり6000段以上の手作りの石段を作り上げた。2002年にこの物語がメディアで報じられて以来、中国国内で一気に有名なスポットとなった。実際に訪れてみて急峻な石段を目の前にすると、その愛情の深さにあらためて感動させられる。なお、主人公の二人は既に他界している。