白象街

中国語名：白象街

　距離的には解放碑から比較的近い長江を眺む場所に位置する。1891年に重慶が対外的に開港すると、諸外国の商社がこの場所に集まり、金融街を形成した。その後も20世紀の初頭にかけ、学校、政府機関等が集まり賑わったが、その当時の再建建物が集まり、一種の歴史村のような雰囲気を醸し出している。その昔、重慶市中心部は城壁で囲まれていたが、その一部が門（人和門、閉鎖）とともに残されているのも見所の一つ。2019年11月にはこの一画に、日本各地の伝統的な工芸品を展示・販売する「伝統工芸 青山スクエア」（パリに次ぎ世界で2番目となる直営店）がオープンした。