管轄区域の主な報道ぶり(2019年4月)
令和元年5月13日
重慶師範大学副教授の教職取消し処分
4月1日付け明報によると,重慶師範大学の唐雲・副教授が2月25日の授業「魯迅研究」において国家栄誉を毀損する発言を行い,政治紀律に違反し,教師の職業道徳に著しく反し,教師学生に悪い影響をもたらしたとの理由で,教師資格を取消され,降格の行政処分を受けた。
四川省の山火事
3月30日夕方,凉山州木里県の村(標高平均4000メートル)で大規模な山火事が発生した。風向きが急に変わったことで消防隊員30名が死亡。
重慶自由貿易試験区が設立2周年
4月2日付け重慶日報は,重慶自由貿易試験区が設立2周年を迎え,新規登記企業数は23439社であると報じた。
貴州省党委書記のチュニジア及びエジプト訪問
孫志剛・貴州省党委書記一行は(モロッコ訪問に続き)3月27日から30日までチュニジアを訪問しシェーヘド首相等と会見,また同日から4月2日にかけてエジプトを訪問しシャリフ・エジプト議会第一副議長等と会見を行った。
重慶市と米国サクラメント市との友好協力関係
1日,重慶市と米国カリフォルニア州サクラメント市が友好協力関係設立に関する備忘録に署名し,署名式には唐良智・重慶市長が出席した。
成都青白江鉄道ターミナルの状況
1日,四川自由貿易試験区成都青白江鉄道ターミナルエリアが設立して2周年が経過した。2018年成都発の中欧班列(成都)は1591便で連続3年全国1位,前年比86%増。
重慶市のオートバイ産業
8日付け重慶日報によると,重慶市のオートバイ生産台数は2008年の最高生産台数1100万台から2018年には389万台まで減少した。90%以上が海外市場向け。
四川省長のルクセンブルク訪問
4日~5日,尹力・四川省長が率いる代表団がルクセンブルクを訪問し,ブラッツ副首相と会見を行ったほか,中欧班列(成都)の出発式に出席した。これにより中欧班列(成都)の国外連結都市は25ヶ所になった。
重慶発の日本直行便
8日付け重慶日報は,本年重慶市は10本の国際線を就航させるとし,そのうち2本が日本路線(名古屋及び静岡)であると報じた。
長安汽車グローバル研究開発センター開所式典(重慶市)
9日,重慶長安汽車股フン有限公司が両江新区にて,長安汽車グローバルスマート研究開発プラットフォーム及びグローバル研究開発センターの開所式典を開催した。長安汽車は中国のほか,伊,日本,英,米にも研究開発センターを設立している。
日本青年会議所会頭一行の貴陽訪問(貴州省)
9日,鎌田長明・日本青年会議所会頭一行は,諶貽琴・貴州省長と会見を行った。9日及び10日,貴州省政府,中国青年企業家協会,日本青年会議所の主催による中日青年企業家(貴州)経済貿易交流活動が貴安新区で行われた。
初のインド向け陸海新ルート(重慶市)
10日,初めてのインド行き列車が重慶市内の団結村鉄道ターミナル駅を出発した。運行時間はこれまでの河川海運連携ルートに比べ約14日間短縮され,20日後にインドに到着する見込み。
四川省長のアルゼンチン訪問
7日~9日,尹力・四川省長率いる代表団がアルゼンチンを訪問し,ミケティ副大統領と会見を行ったほか,ブエノスアイレスとの姉妹都市設立合意に署名した。
栗戦書・全人大委員長の四川省視察
8日~11日,栗戦書・中共中央政治局常務委員兼全国人大常務委員会委員長が全国人大常務委員会執法検査組を率いて四川省の水汚染予防対応実施状況を検査した。
四川省長のスペイン訪問
10日~12日,尹力・四川省党委副書記兼省長率いる代表団がスペインを訪問し,マロト工業・商業・観光大臣等と会見を行った。また四川省都江堰市とトレド市が姉妹都市協定を締結した。
重慶初の水素エネルギー車
13日,格羅夫水素エネルギー汽車公司によって,重慶市初めての水素燃料電池自動車がラインオフした。今年中に500台,来年には1万台以上を生産,販売する見通し。
習近平・国家主席の重慶訪問
15日~17日,習近平・国家主席が重慶を訪問した。石柱土家族自治県中益郷華渓村における現地小学校,貧困家庭の視察,「両不愁三保障」(衣食に困らず,三つ(義務教育,基本医療,居住の安全)を保障)突出問題解決座談会等を行った。胡春華・中共中央政治局委員兼国務院副総理等が同行。
「2019中外知名企業四川行」の開催(成都市)
17日,成都市で2019中外知名企業四川投資プロモーション及びプロジェクト署名式が開催された。調印は407件,総額4599億元。分野別では電子情報と先進材料が最も多く,全体の15.64%,9.45%。日本からも槙田邦彦・元在中国公使が率いる一行が出席した。
2019年第1四半期の経済統計
19日及び20日付けの各地方紙は,第1四半期の経済成長率を以下のとおり報じている。
重慶市:6%,四川省:7.8%,貴州省:9.2%,雲南省:9.7%
(注:重慶市を除き何れも全国平均(6.4%)を上回る。)
四川省党委書記とベトナム共産党高級幹部との会見
21日,彭清華・四川省党委書記は成都にて陳国道・ベトナム共産党中央委員兼太原省委書記率いるベトナム共産党高級幹部視察団と会見した。
日本における第3回四川フェスの開催
22日付け四川日報は,20日から21日にかけて日本の「麻辣連盟」が東京にて第3回四川フェスを開催したと報じた。
四川省の自動車産業
23日付け四川日報は,四川省の自動車産業につき以下のとおり報じている。生産台数は2012年の39.7万台から2018年には137.8万台まで増加,成長率は年平均23%。一方,「四川製」自動車の生産量は全国の生産量の5%ほどで,核心競争力が不足している。
広西チワン自治区代表団の貴州省・重慶市・四川省訪問
・21~23日,鹿心社・広西チワン自治区党委書記一行が貴州省を訪問し,孫志鋼・貴州省党委書記,諶貽琴・貴州省長と会見した。
・23~25日,上記一行は重慶市を訪問し,陳敏爾・重慶市党委書記及び唐良智・重慶市長等とともに,重慶・広西チワン自治区経済社会発展状況交流座談会に出席した。
・25日~26日,上記一行は四川省を視察するとともに,四川・広西両省区経済社会発展交流座談会が行われた
渡邉総領事の着任インタビュー
渡邉総領事の着任に関し,25日までに重慶晨報,騰汛詢視頻,重慶文芸広播,重慶日報,新華社がインタビュー記事を報道。
重慶初のインドネシア行き貨物列車
26日,重慶初めてのインドネシア向けとなる陸海新ルート鉄道海運連携列車が出発した。これまでの河川と海を使った連携輸送では30日以上かかっていたところ,20日で輸送が完了する。
四川省副省長の重大な紀律違反
4月28日付けの複数の国内ネットニュースは,彭宇行・四川省副省長が重大な紀律違反の疑いで,中央紀律検査委員会,国家監察委員会による紀律監察調査を受けている旨報じた。
青海省代表団の重慶視察
27日~29日,青海省代表団が重慶を視察した。両省市は「重慶市人民政府・青海省人民政府戦略協力枠組み合意」に署名した。
「一帯一路」沿線国への旅行出発地ランキング(重慶・成都)
29日付け重慶日報が報じる中国経済信息社と携程旅行網が共同で発表した「2018「一帯一路」旅行ビッグデータ報告」によると,重慶は「一帯一路」沿線国・地域への旅行客の国内出発地ランキングで2017年の7位から5位へランクアップ(成都は4位),これら国及び地域からの訪中目的地ランキングでは8位であった(成都は5位)。
雲南省党委書記とミャンマー国家最高顧問との会見
29日,陳豪・雲南省党委書記が昆明市でアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問と会見を行った。陳豪書記は,「一帯一路」協力の枠組みの下で,中国・ミャンマー経済回廊建設及び各分野での協力を進め,国境の安全をともに維持したい旨発言。
4月1日付け明報によると,重慶師範大学の唐雲・副教授が2月25日の授業「魯迅研究」において国家栄誉を毀損する発言を行い,政治紀律に違反し,教師の職業道徳に著しく反し,教師学生に悪い影響をもたらしたとの理由で,教師資格を取消され,降格の行政処分を受けた。
四川省の山火事
3月30日夕方,凉山州木里県の村(標高平均4000メートル)で大規模な山火事が発生した。風向きが急に変わったことで消防隊員30名が死亡。
重慶自由貿易試験区が設立2周年
4月2日付け重慶日報は,重慶自由貿易試験区が設立2周年を迎え,新規登記企業数は23439社であると報じた。
貴州省党委書記のチュニジア及びエジプト訪問
孫志剛・貴州省党委書記一行は(モロッコ訪問に続き)3月27日から30日までチュニジアを訪問しシェーヘド首相等と会見,また同日から4月2日にかけてエジプトを訪問しシャリフ・エジプト議会第一副議長等と会見を行った。
重慶市と米国サクラメント市との友好協力関係
1日,重慶市と米国カリフォルニア州サクラメント市が友好協力関係設立に関する備忘録に署名し,署名式には唐良智・重慶市長が出席した。
成都青白江鉄道ターミナルの状況
1日,四川自由貿易試験区成都青白江鉄道ターミナルエリアが設立して2周年が経過した。2018年成都発の中欧班列(成都)は1591便で連続3年全国1位,前年比86%増。
重慶市のオートバイ産業
8日付け重慶日報によると,重慶市のオートバイ生産台数は2008年の最高生産台数1100万台から2018年には389万台まで減少した。90%以上が海外市場向け。
四川省長のルクセンブルク訪問
4日~5日,尹力・四川省長が率いる代表団がルクセンブルクを訪問し,ブラッツ副首相と会見を行ったほか,中欧班列(成都)の出発式に出席した。これにより中欧班列(成都)の国外連結都市は25ヶ所になった。
重慶発の日本直行便
8日付け重慶日報は,本年重慶市は10本の国際線を就航させるとし,そのうち2本が日本路線(名古屋及び静岡)であると報じた。
長安汽車グローバル研究開発センター開所式典(重慶市)
9日,重慶長安汽車股フン有限公司が両江新区にて,長安汽車グローバルスマート研究開発プラットフォーム及びグローバル研究開発センターの開所式典を開催した。長安汽車は中国のほか,伊,日本,英,米にも研究開発センターを設立している。
日本青年会議所会頭一行の貴陽訪問(貴州省)
9日,鎌田長明・日本青年会議所会頭一行は,諶貽琴・貴州省長と会見を行った。9日及び10日,貴州省政府,中国青年企業家協会,日本青年会議所の主催による中日青年企業家(貴州)経済貿易交流活動が貴安新区で行われた。
初のインド向け陸海新ルート(重慶市)
10日,初めてのインド行き列車が重慶市内の団結村鉄道ターミナル駅を出発した。運行時間はこれまでの河川海運連携ルートに比べ約14日間短縮され,20日後にインドに到着する見込み。
四川省長のアルゼンチン訪問
7日~9日,尹力・四川省長率いる代表団がアルゼンチンを訪問し,ミケティ副大統領と会見を行ったほか,ブエノスアイレスとの姉妹都市設立合意に署名した。
栗戦書・全人大委員長の四川省視察
8日~11日,栗戦書・中共中央政治局常務委員兼全国人大常務委員会委員長が全国人大常務委員会執法検査組を率いて四川省の水汚染予防対応実施状況を検査した。
四川省長のスペイン訪問
10日~12日,尹力・四川省党委副書記兼省長率いる代表団がスペインを訪問し,マロト工業・商業・観光大臣等と会見を行った。また四川省都江堰市とトレド市が姉妹都市協定を締結した。
重慶初の水素エネルギー車
13日,格羅夫水素エネルギー汽車公司によって,重慶市初めての水素燃料電池自動車がラインオフした。今年中に500台,来年には1万台以上を生産,販売する見通し。
習近平・国家主席の重慶訪問
15日~17日,習近平・国家主席が重慶を訪問した。石柱土家族自治県中益郷華渓村における現地小学校,貧困家庭の視察,「両不愁三保障」(衣食に困らず,三つ(義務教育,基本医療,居住の安全)を保障)突出問題解決座談会等を行った。胡春華・中共中央政治局委員兼国務院副総理等が同行。
「2019中外知名企業四川行」の開催(成都市)
17日,成都市で2019中外知名企業四川投資プロモーション及びプロジェクト署名式が開催された。調印は407件,総額4599億元。分野別では電子情報と先進材料が最も多く,全体の15.64%,9.45%。日本からも槙田邦彦・元在中国公使が率いる一行が出席した。
2019年第1四半期の経済統計
19日及び20日付けの各地方紙は,第1四半期の経済成長率を以下のとおり報じている。
重慶市:6%,四川省:7.8%,貴州省:9.2%,雲南省:9.7%
(注:重慶市を除き何れも全国平均(6.4%)を上回る。)
四川省党委書記とベトナム共産党高級幹部との会見
21日,彭清華・四川省党委書記は成都にて陳国道・ベトナム共産党中央委員兼太原省委書記率いるベトナム共産党高級幹部視察団と会見した。
日本における第3回四川フェスの開催
22日付け四川日報は,20日から21日にかけて日本の「麻辣連盟」が東京にて第3回四川フェスを開催したと報じた。
四川省の自動車産業
23日付け四川日報は,四川省の自動車産業につき以下のとおり報じている。生産台数は2012年の39.7万台から2018年には137.8万台まで増加,成長率は年平均23%。一方,「四川製」自動車の生産量は全国の生産量の5%ほどで,核心競争力が不足している。
広西チワン自治区代表団の貴州省・重慶市・四川省訪問
・21~23日,鹿心社・広西チワン自治区党委書記一行が貴州省を訪問し,孫志鋼・貴州省党委書記,諶貽琴・貴州省長と会見した。
・23~25日,上記一行は重慶市を訪問し,陳敏爾・重慶市党委書記及び唐良智・重慶市長等とともに,重慶・広西チワン自治区経済社会発展状況交流座談会に出席した。
・25日~26日,上記一行は四川省を視察するとともに,四川・広西両省区経済社会発展交流座談会が行われた
渡邉総領事の着任インタビュー
渡邉総領事の着任に関し,25日までに重慶晨報,騰汛詢視頻,重慶文芸広播,重慶日報,新華社がインタビュー記事を報道。
重慶初のインドネシア行き貨物列車
26日,重慶初めてのインドネシア向けとなる陸海新ルート鉄道海運連携列車が出発した。これまでの河川と海を使った連携輸送では30日以上かかっていたところ,20日で輸送が完了する。
四川省副省長の重大な紀律違反
4月28日付けの複数の国内ネットニュースは,彭宇行・四川省副省長が重大な紀律違反の疑いで,中央紀律検査委員会,国家監察委員会による紀律監察調査を受けている旨報じた。
青海省代表団の重慶視察
27日~29日,青海省代表団が重慶を視察した。両省市は「重慶市人民政府・青海省人民政府戦略協力枠組み合意」に署名した。
「一帯一路」沿線国への旅行出発地ランキング(重慶・成都)
29日付け重慶日報が報じる中国経済信息社と携程旅行網が共同で発表した「2018「一帯一路」旅行ビッグデータ報告」によると,重慶は「一帯一路」沿線国・地域への旅行客の国内出発地ランキングで2017年の7位から5位へランクアップ(成都は4位),これら国及び地域からの訪中目的地ランキングでは8位であった(成都は5位)。
雲南省党委書記とミャンマー国家最高顧問との会見
29日,陳豪・雲南省党委書記が昆明市でアウン・サン・スー・チー・ミャンマー国家最高顧問と会見を行った。陳豪書記は,「一帯一路」協力の枠組みの下で,中国・ミャンマー経済回廊建設及び各分野での協力を進め,国境の安全をともに維持したい旨発言。