茅台(マオタイ)鎮
令和元年6月3日
中国語名:茅台镇
貴州省の北部、四川省との省境に近い仁懐市の一部にあり、遵義から北西に車で約1時間半の距離。日本でも有名なマオタイ酒の街で、中国語で「酒都」とも呼ばれる。山々に囲まれ、赤水河という水と、この地域特有のコウリャン(高梁)に恵まれて生まれたマオタイ酒は、司馬遷の「史記」にも漢の武帝に献上された旨の記載があるほどその歴史が長く、現代では中国の国酒と言われている。街全体がザーサイに似た独特な香りに包まれ、道路沿いにはマオタイ酒の店舗がびっしりと並んでいる。マオタイ酒の歴史や文化を紹介する「中国酒文化城」(入場料60元、2019年6月現在)では、各国首脳とのマオタイ酒交流を紹介するコーナーに、田中角栄元首相に関するもの(注)も紹介されている。
注:1972年の日中国交正常化の時、周恩来首相からプレゼントされたマオタイ酒2箱のうち、最後の1本が田中家の宝物になっている旨の紹介とともに、そのボトルが展示されている。



貴州省の北部、四川省との省境に近い仁懐市の一部にあり、遵義から北西に車で約1時間半の距離。日本でも有名なマオタイ酒の街で、中国語で「酒都」とも呼ばれる。山々に囲まれ、赤水河という水と、この地域特有のコウリャン(高梁)に恵まれて生まれたマオタイ酒は、司馬遷の「史記」にも漢の武帝に献上された旨の記載があるほどその歴史が長く、現代では中国の国酒と言われている。街全体がザーサイに似た独特な香りに包まれ、道路沿いにはマオタイ酒の店舗がびっしりと並んでいる。マオタイ酒の歴史や文化を紹介する「中国酒文化城」(入場料60元、2019年6月現在)では、各国首脳とのマオタイ酒交流を紹介するコーナーに、田中角栄元首相に関するもの(注)も紹介されている。
注:1972年の日中国交正常化の時、周恩来首相からプレゼントされたマオタイ酒2箱のうち、最後の1本が田中家の宝物になっている旨の紹介とともに、そのボトルが展示されている。





