観音寺

令和元年7月8日
中国語名:重庆南岸观音寺

 市の中心地から長江を渡った南岸区、モノレール3号線「五公里」駅と「六公里」駅のほぼ中間、学府大道沿いに位置する。もともと清朝道光帝(19世紀前半)に建造された臨済宗寺院であるが、文革時に破壊され、1982年に再建された。4階建ての構造で、メインの仏殿(中文:大雄宝殿)は2階にある。各種の仏像をはじめ建物様式も現代式で、周囲も住宅や大通りに囲まれているため、古寺ならではの落ち着いた雰囲気は感じにくいが、地蔵殿における地獄の様子を模したセットなどは、日本人には珍しく興味深い。建物自体には「観音寺」の文字がないので要注意。入館料5元。