紅岩桜花園(紅岩革命記念館内)

令和元年7月15日
中国語名:红岩樱花园

 重慶市渝中区紅岩村、モノレール2号線「李子坝」からバスで約10分(「紅岩村」停留所)、「紅岩革命記念館」の中に位置する。日中国交正常化に際して訪中した田中角栄首相(当時)は1000本の桜の苗木をお土産に持参し、これらは周恩来首相の活動に縁のある国内各地に分散して植樹された。この場所もそのうちの一つで、記録によると1079年に78本が植樹された。「中日」という文字こそ入っていないが、重慶市における日中関連を代表する場所の一つ。日中交流に生涯を捧げた廖承志・元中日友好協会会長の筆による記念碑、今でも枯れずに残っている一部の桜の木々とともに、田中元首相を紹介する小さな碑も建立されている。入場無料。