三倒拐(長寿区)
令和元年11月5日
中国語名:三倒拐
重慶市中心部から長江沿い(東方)に約70キロの長寿区、望江路から臨江路へと山沿いを下る約2.5キロの石段沿いに、古い家並みが残っている。多くは清から国民党の時代に建てられたものとされる。今ではその殆どが空き家となっているため、生活の息吹を感じられないのは残念だが、抗日戦争当時は長寿区内で最も繁栄し、重慶への食糧補給の前線基地となっていたとのことで、当時の様子を偲ぶには十分な雰囲気が残っている。瓦屋根の奥に覗く長江一帯の眺めも、そのコントラストが美しい。崩れかけた建物も散見されるが、2018年に重慶市の歴史文化街区に指定されたので、できるだけ今の外見を残したままでの保存を期待したい。下った後は、近くから上に戻るケーブルカー(無料)の利用が便利。なお三倒拐へは、望江路のケーブルカー入口脇から少し中に入るが、案内がなく少々分かりづらいので要注意。



重慶市中心部から長江沿い(東方)に約70キロの長寿区、望江路から臨江路へと山沿いを下る約2.5キロの石段沿いに、古い家並みが残っている。多くは清から国民党の時代に建てられたものとされる。今ではその殆どが空き家となっているため、生活の息吹を感じられないのは残念だが、抗日戦争当時は長寿区内で最も繁栄し、重慶への食糧補給の前線基地となっていたとのことで、当時の様子を偲ぶには十分な雰囲気が残っている。瓦屋根の奥に覗く長江一帯の眺めも、そのコントラストが美しい。崩れかけた建物も散見されるが、2018年に重慶市の歴史文化街区に指定されたので、できるだけ今の外見を残したままでの保存を期待したい。下った後は、近くから上に戻るケーブルカー(無料)の利用が便利。なお三倒拐へは、望江路のケーブルカー入口脇から少し中に入るが、案内がなく少々分かりづらいので要注意。





