渡邊総領事新年挨拶

令和2年1月22日
 中国西南地域とご縁のある皆様、

 あけましておめでとうございます。

 2020年の冒頭に当たり、ご挨拶させていただきます。

 昨年は、日本では天皇陛下のお代替わりにより、新しく令和の時代を迎え、中国では中華人民共和国成立70周年の節目を迎え、日中双方で祝賀の機運が盛り上がりました。両国関係も、双方の首脳レベルでの往来をはじめとして、各界各層での交流が活発に行われてきており、本年春に予定されている習近平中国国家主席の日本訪問を機に、両国関係が一層発展することが期待されております。

 中国西南地域と日本との関係も、昨年は、政治、経済、文化、地方都市、青少年、学術、観光等といった幅広い分野で多くの活動が行われました。とりわけ、昨年末に成都で行われた日中韓首脳会議の際には、安倍総理が日本の総理大臣としては史上初めて中国の西南地域に訪問しました。そのような画期的な出来事をきっかけとして、当地と日本との交流に弾みつくことを期待しています。

 当館としても,邦人の方々の活動支援,当地と日本との交流発展のために一層尽力していきたいと考えております。また,各界の方々と積極的に交流を深め,一緒に日本関係の行事・活動等にも取り組んでいきたいと思います。旧年にもまして引き続きよろしくお願い申し上げます。

 最後に改めて、本年が皆様にとり良い年となりますことをお祈り申し上げます。