永川博物館

令和2年6月1日

中国語名:永川博物馆
 
 重慶市から西へ約80km,永川区の神女湖公園の東側に位置する。2018年に開館。3階建ての構造で,1階は自然,2階は歴史,3階は書画をテーマとしている。四川省南東部から重慶に至る一帯は,恐竜の化石の発見地として知られており,永川区では1970年代にほぼ完璧な形の恐竜化石が発掘され「永川竜」と命名された。そのため1階の恐竜コーナーが最大の見所となっている。2階の展示の中では,古代からの風習であった「崖墓」(注:崖に穴を開け埋葬する方式。永川区では57地点で千基以上が確認)に関する解説などが興味深い。