菩提金剛塔
令和2年6月29日
中国語名:菩提金刚塔
重慶市中心部には「七星岗闹鬼」(闹鬼:幽霊が出る)との言い伝えが残っている。その一帯はかつて無縁墓地が広がっていたが,1930年頃,当時の市長・潘文華が市街化のため墓の大移転プロジェクトを敢行した。その際,多くの人骨が野ざらしになったことで,地元民の間に「幽霊が出る」との噂が広がった。そこで市長はチベット仏教(ラマ教)の高僧に鎮魂のための塔を建設させたところ,以後騒動は収まったという。この高さ26mの塔は,地元民の尽力により文化大革命での破壊を逃れ,現在も大切に保存されている。興味ある方は,地下鉄1号線「七星崗」駅近くの和信大厦(ビル)裏手まで。周囲の柵内に入るには事前の予約が必要。
重慶市中心部には「七星岗闹鬼」(闹鬼:幽霊が出る)との言い伝えが残っている。その一帯はかつて無縁墓地が広がっていたが,1930年頃,当時の市長・潘文華が市街化のため墓の大移転プロジェクトを敢行した。その際,多くの人骨が野ざらしになったことで,地元民の間に「幽霊が出る」との噂が広がった。そこで市長はチベット仏教(ラマ教)の高僧に鎮魂のための塔を建設させたところ,以後騒動は収まったという。この高さ26mの塔は,地元民の尽力により文化大革命での破壊を逃れ,現在も大切に保存されている。興味ある方は,地下鉄1号線「七星崗」駅近くの和信大厦(ビル)裏手まで。周囲の柵内に入るには事前の予約が必要。

