老君洞

令和2年8月24日

中国語名:老君洞
 

 南岸区の黄桷椏老街(別途掲載)の付近、老君山の絶壁沿いに位置する重慶市を代表する道教寺院(中文:道観)。建設は唐の時代から始まったと言われ、1300年の歴史を誇る。険しい崖沿いに点在する各種施設には、老子他の仙人を祀る本堂(○○殿)、石窟、洞窟などがあり興味深いが、各地に石段が延びている割に案内板が少ないので注意を要する。山頂に近い霊宮殿からは、朝門天を真正面に重慶市中心部の大パノラマを見渡すことができ、その絶景は急な石段を登り切って疲れた身体を十分癒やしてくれる。