管轄区域の主な報道ぶり(2020年7月)

令和2年9月15日
胡春華・国務院副総理の重慶市視察
 5日、胡春華・中央政治局委員、国務院副総理が、重慶(大渡口区、九龍坂区)の就業状況について視察した。
 
李克強総理の貴州省視察
 6日から7日、李克強・国務院総理が、孫志剛・貴州省党委書記及び諶貽琴・同省長同行の下、銅仁市及び貴陽市を視察した。
 
全民族抗戦勃発83周年記念イベントの開催(転載)
 8日付け雲南日報は、7月7日が全民族抗戦爆発83周年記念日であり、全国各地で関連イベントが実施された旨の新華社電を転載した。
 
重慶の自動車産業
 7日付け重慶日報は,長安汽車の4月から5月の売り上げ量は、それぞれ前年同期比の32%増、54.3%増であり、連続2ヶ月で中国ブランド車の売り上げ1位となった旨報じた。重慶市商務委員会関連部門の責任者によれば、4月から5月、同市の自動車の合計輸出台数は前年同期比34.3%増の1.6万台であった。
 
貴州省の輸出額の伸び率
 7日付け貴州日報は,1月から5月の貴州省輸出入総額は151.5億元(全国27位)、輸出額は123.9億元、輸入額が27.6億元であり、輸出総額の伸び率は全国4位であった旨報じた。第1四半期における貴州省茶葉の「一帯一路」沿線国家への輸出総額は、前年同期比88.3%増の2127.2万元、1月から4月の貴州省のギター輸出総額は、前年同期比1.7倍の856万元に達した。
 
広東省代表団の雲南省・貴州省訪問
 7~8日に雲南省、8~9日に貴州省へ李希・党委書記、馬興瑞・省長率いる広東省党政府代表団が訪問し、貧困対策について各省書記、省長と協議した。
 
銅仁市における山崩れ(貴州省)
 8日現在、貴州省銅仁市で山崩れが発生し、320人が被災し、6名が消息不明。
 
徳陽市における花火工場の爆発事故(四川省
 8日から9日にかけ、四川省徳陽市の花火工場で爆発事故が発生し、負傷者6名が出た。
 
貴州省のデータ経済の成長
 10日付け貴州日報は,中国信息通信研究院が発表した「中国デジタル経済発展白書2020」によると、2019年の貴州省デジタル経済成長は22.1%であり、五年連続全国1位であった旨報じた。
 
山東省代表団の重慶市視察
 12日から13日、山東省党政府代表が重慶市を視察し、両省市で扶貧協力に関する協議書に署名を行った。
 
川渝重大協力プロジェクトの開始(四川・重慶)
 13日付け重慶日報は,今年、四川省と重慶市間で成渝地区双城経済圏連合弁公室が設置されて以降、既に共同で実施する第一期の重大プロジェクト16件が続々と開始し、総投資額は3800億元以上、そのうち交通インフラ関係が12件、河川水運関係が1件、産業関係が3件であったと報じた。
 
冷凍エビから新型コロナウイルスを確認(重慶市・雲南省)
 ・14日までに雲南省は、省内の2750個の冷凍南米産のエビについて新型コロナウイルスの検査を実施したところ、エクアドル産のエビの包装箱から3件、陽性反応が確認され、同国産の海産物輸入を緊急停止した。
 ・14日に重慶市西部物流園のエクアドル産冷凍エビの包装部分から新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。
 
貴州省から佐賀県への医療物資寄付
 15日付け貴州日報は、3月24日、貴州省が友好都市の佐賀県に対し、2.5万の医療用マスク等を寄付した旨報じた。
 
県を跨ぐツアー旅行の再開(四川省・貴州省)
 16日付け四川日報及び貴州日報は、四川省及び貴州省政府が条件を満たした全省内の旅行社及び省を跨ぐ団体ツアー旅行、「航空券+宿泊施設」業務の再開を発表し、他省からの観光客を歓迎する旨報じた。
 
上海市代表団の雲南省視察
 16日から17日、李強・上海市党委書記率いる同市代表団が、雲南省文山壮族苗族自治州及び西双版納傣族自治州を訪問し、扶貧協力の状況について視察した。
 
地方債務問題がネットで話題に(貴州省)
 16日、黔南州政府は潘志立・独山県前書記及び梁嘉庚・三都県前書記が引き起こした過剰債務問題の顛末に関し、公式な見解を発表した(注:本件は、両書記が各種融資を集め小さな県に不相応な開発を行った結果、ともに膨大な債務を抱えるに至ったことに対し、今週ネット上で大きな話題となったもの)。
 
2020年上半期の経済統計(各地)
 18日付け各紙は、上半期の経済成長率が重慶市0.8%増、四川省0.6%増(注:成都市も同)、雲南省1.5%増、貴州省0.5%増であり、何れも全国平均(▲1.6%)を上回るプラス成長であった旨報じた。
 
三条市・巴南区オンライン運動会(重慶市)
 18日、重慶市巴南区と新潟県三条市が、友好都市1周年記念オンライン運動会を開催した。
 
巡回展「日本のデザイン100選」の開幕(重慶)
 19日、重慶市三峡博物館で、当館、重慶市対外友好協会、国際交流基金及び同博物館共催による巡回展「日本のデザイン100選」開幕式が行われた。
 
遼寧省代表団の貴州省視察
 20日から21日、陳求発・遼寧省党委書記率いる同省党政府代表が貴州省を視察し、貴州省・遼寧省扶貧協力工作連合会議を行った。
 
省民平均収入の増加(雲南省)
 21日付け雲南日報は、今年上半期における雲南省全省民の一人あたり可処分所得が、前年同期比4.5%増で10848元であった旨報じた。農村部では、前年同期比5.9%増の5344元であり、都市部では前年同期比2.9%増の18528元であった。
 
在成都米国総領事館の閉鎖命令(四川)
 24日、中国外交部はHP上で、在中国米国総領事館に対し、在成都米国総領事館の設置及び活動の許可を取り消すことを決定した旨通知した。
 
雲南省の扶貧業務
 28日付け雲南日報は、現在、雲南省で残っていた貧困人口44.2万人、貧困村429、貧困県9は全て脱貧困の基準に達し、脱貧困業務が完了した旨報じた。
 
西部陸海新ルート物流産業発展連盟の成立
 28日、西部陸海新ルート物流産業発展連盟が成都で正式に成立した。現在同連盟会員は、水上運輸業、鉄道貨物業、航空運輸業等分野の企業・団体500社以上が参加。

 米国務長官ブレーン・余茂春に対する母校の反応(重慶)
 28日、ポンペオ米国務長官の中国政策ブレーンである余茂春氏について、(昨今の米中関係悪化を反映し)同氏の母校である重慶市永川高校の石碑(大学入試トップ合格者名を刻印)から、同氏の名前が削られた。
 
韓国と重慶市の貿易
 30日付け重慶日報は、29日に重慶韓国オンライン投資プロモーション会が開催された旨、また韓国が重慶にとって第二の貿易相手国であり、今年上半期の総輸出入総額は前年同期比1.4%増の242.9億元であった旨報じた。(注:2019年重慶市の貿易総額ランキングでは、1位:米国、2位:韓国、3位:独、日本は6位)
 
台湾企業の増(重慶市)
 30日付け重慶日報は、今年上半期で、重慶市における台湾企業は前年同期比16.7%増、新規増加は28社であった旨報じた。

雲南・日本経済交流懇談会の開催
 30日、雲南省投資促進局主催による「雲南-日本経済交流懇談会」が、昆明市でオンライン会議形式にて開催された(注:日本雲南総商会との共催)。