望江楼公園

令和2年10月30日

中国語名:望江楼公园
 

  成都市中心部の錦江沿い、四川大学分校の南に位置する。唐を代表する女流詩人である薛濤(768-831年)がこの地に住んでいたことを記念して、明清時代に建設された施設群の一帯が公園化されている。主要な建造物が集まる地域は、文化財保護区として有料で見学可。代表的なのが望江楼(高さ39メートル)で、公園の名前にも使われている。今では竹林公園としても有名。薛濤に関する施設としては、記念館のほか、ここで独自の詩箋を漉いたという井戸跡やお墓などがある。それにしてもなぜ薛濤の名前を公園に付けていないのか不思議…