黔霊山公園

令和2年11月24日


中国語名:黔灵山公园
 

 貴陽市のほぼ中心部に位置し、高さ200メートル級の三角山が複数連なる区域を総称して黔霊山公園と呼ばれている。山頂から山腹にかけては、1672年(清朝)に創建された弘福寺、日本から里帰りしたパンダもいる動物園、麒麟洞と呼ばれる洞窟(向かいには一時期、張学良が幽閉されていた家屋もあり)などの見所があり、低地の広場では多くの市民がスポーツや歌舞に興じている。気軽に回るには、ロープウェイで山頂まで登り(約10分)、市内を一望できる楼閣を皮切りに、徐々に石段を下りながら見所を回るのがお勧め。各所に野生の猿がウロウロしているので、特に食べ歩きの際は注意が必要(注:2016年からの4年間で5000人以上が襲われている由)。公園入場料のほか、特定の施設は有料。