江間有沙講師によるオンライン講演会を実施

令和2年12月22日
  12月14日、当館と四川師範大学全球治理区域国別研究院の共催で、AI分野に関するオンライン講演会を実施いたしました。江間有沙・東京大学未来ビジョン研究センター特任講師を招待し、「日本のデータ・AI技術と政策の課題と展望 -Society5.0とCOVID-19-」をテーマに、コロナ禍における日本のAI技術の応用状況を紹介し、その中でデータ提供の責任帰属問題等、現在の日本のデータ社会が抱える課題等について講演いただきました。その後、四川師範大学の物理電子工学科の学生及び教授らとの質疑応答を行いました。参加者からは、プライバシーの保護等、AI技術の発展に伴い現れてきた問題等について質問があり、江間講師からは、技術の開発だけでなく、同時に法整備等様々な分野の専門家が、今後目指すべき理想のAI社会のあり方を共に模索していくことの重要性を強調しました。


渡邊総領事挨拶


会場の様子


記念撮影