西江千戸苗寨

中国語名：西江千户苗寨

　　貴陽市から東へ200キロ強、黔東南ミャオ族トン族自治州の雷山県に位置するミャオ族（苗族）の集落。5000年前から民族移動を繰り返してきたミャオ族の一部は、元明時代にこの地に定住を始めた。聖なる山と見なす雷公山の東麓に位置し、世界のミャオ族集落の中で最大の約1400戸、6000人が居住している。2010年代から観光地化が進み、観光センターから専用バスで展望台まで移動した後は徒歩で観光する（集落内のバスは住民専用！）。博物館で民族文化をおさらいした後、午後に広場で開催されるショーを見学、その周囲の土産店街を散策するのが一般的な見学コースだが、時間があれば山の斜面に建ち並ぶ民家群にも足を伸ばし日常の生活ぶりにも触れてみたい。夜景も一見の価値あり。入場は有料。