郎徳苗寨

令和3年1月6日
中国語名:朗德苗寨

  貴陽市から東へ約200キロ、雷公山を挟み西江千戸苗寨(別掲)と反対側に位置するミャオ族(苗族)の集落。約150戸、500人と小規模であるが、元明時代以降600年以上の歴史を有する。対外開放されたのは1985年と古く、格式ある集落として知られ、北京オリンピック聖火の貴州省スタート地点にもなった。観光地化されているため、観光センターから集落付近までは専用の車で移動する。毎日2回、村の入口で大勢の村民が訪問客を出迎える伝統的な歓迎式(酒を約10回飲まされる)があり、その後広場でショーが催される。土産品店など世俗的な店舗が少なく、伝統の保存を重視している様子が窺われる。入場は有料。