大塘苗寨（新橋苗寨）

中国語名：大塘苗寨／新桥苗寨

　　貴陽市から東へ200キロ強、郎徳苗寨（別掲）の南方約20キロに位置するミャオ族（苗族）の集落。約150戸と小規模ながら600年以上の歴史がある。この集落で有名なのは、糧食を火災やネズミ害から防ぐために建設された水上倉庫群で、現存するのは清時代以降のもので約50戸。またこの集落では女性がミニスカートの伝統衣装を着るのと、女性の髪型が唐時代の形を残しているのも特徴とされるが、見学時（2020年12月）には確認できず、広場に集う住民たちも一般的な装いであった。観光地化されておらず見学するのは楽だが、せっかくユニークな民族文化があるのに、それを紹介する施設がないのは残念。