走馬古鎮
令和3年2月18日
中国語名:走马古镇
重慶市中心部の西、江津区との境に近い九龍坡区に位置する古い街並み。三国時代にこの地を視察に来た諸葛孔明が、駐屯部隊の立派な馬が元気に駆け回るのを見たのが地名の由来とされている。明の時代までに成都と重慶を結ぶ街道の宿場町として賑わった。数百メートル続くゆるやかな石畳の坂道沿いに、古い家屋があまり手つかずの状態で残っており、ひなびた雰囲気を醸し出しながらも生活感を残している。見所といえる場所は関武廟くらいしかないが、各地の家屋にも説明板がついているので、当時の様子を偲ぶことはできる。土産品店も名物料理店も見当たらず、観光客受けを狙っている様子がないだけに、却ってその素朴感が魅力となっている。市内からの公共交通手段が乏しいので車での移動が望ましいが、GPS上では「走馬古鎮」ではなく「走馬鎮古跡遺址」を目指そう。


重慶市中心部の西、江津区との境に近い九龍坡区に位置する古い街並み。三国時代にこの地を視察に来た諸葛孔明が、駐屯部隊の立派な馬が元気に駆け回るのを見たのが地名の由来とされている。明の時代までに成都と重慶を結ぶ街道の宿場町として賑わった。数百メートル続くゆるやかな石畳の坂道沿いに、古い家屋があまり手つかずの状態で残っており、ひなびた雰囲気を醸し出しながらも生活感を残している。見所といえる場所は関武廟くらいしかないが、各地の家屋にも説明板がついているので、当時の様子を偲ぶことはできる。土産品店も名物料理店も見当たらず、観光客受けを狙っている様子がないだけに、却ってその素朴感が魅力となっている。市内からの公共交通手段が乏しいので車での移動が望ましいが、GPS上では「走馬古鎮」ではなく「走馬鎮古跡遺址」を目指そう。





