土家十三寨

令和3年2月20日
中国語名:土家十三寨

 市中心部から東へ約330キロ、湖北省に接する黔江区の小南海(別掲)から省道209号線を約10キロ進むと、土家族を中心とする伝統的な小さな集落群が次々に現れる。約6キロの区間に13の集落があることから、この名が付いている。現在、延べ約120棟、180戸、800人が生活している。土家族の起源は諸説あるようだが、長い歴史の中で漢族等との融合が進み、現在は独特な建物群を除くと特有の民族文化を感じられる場所は非常に少ない。入場門の近くにある民族館で予習してから見学すると理解が進む。この省道は道幅が狭く先に進むほど危険性が増すので、歩いて回るならば手前半分くらいの集落群が望ましい。入場料は手前の小南海とセットになっている。