双江古鎮

令和3年3月9日
中国語名:双江古镇

  市中心部から北西に約120キロ(車で2時間弱)、四川省との省境に近い潼南区の涪江近くに位置する古い街並み。建設は明朝末で約400年の歴史を有する。地元では楊闇公(中国の革命先駆者)、楊尚昆(第4代国家主席)の故郷という方がなじみ深い。多くの建物は当時の様式で再建されており、住民も多く残っていて活気がある。メイン通り(中文:正街)に入るとすぐ目の前に見えるのが街の実力者・楊氏の邸宅跡(中文:楊氏民居)。上記の二人(兄弟)もこの家系に属する。すぐ近くには楊闇公の旧居が資料館として残っている。楊闇公は中国共産党設立期の主要メンバーの一人で、日本への留学後に革命闘争に参加。そのため展示品の中には日本留学(1917~1920)時に関連するものもある(因みに闇公の兄弟の中にも日本留学者はいる)。このようにこの古鎮の中では楊家の存在感が大きいのが特徴。楊尚昆の旧居(別掲)は古鎮から約2キロ離れている。入場無料。