綦江博物館

令和3年4月15日
中国語名:綦江博物馆

  重慶市中心部から南へ約70キロ、綦江区繁華街から2キロほどの康徳城と呼ばれる住宅開発区の一角に位置する。2011年に開館。綦江国家地質公園博物館という名前も有しているだけに、恐竜や植物などの化石の割合が比較的多く、全体的には歴史関係が中心となっている。近現代史の中では、この地域は長征中の紅軍の通過点として有名であった上、日中戦争時は重慶市内に移る直前の大韓民国臨時政府が一時期事務所を構えていたことから、これらの資料も展示されている。公立の博物館にしては小型なので、1時間以内に一回りできる。但し昼休み時間は一時閉館となる上、時間の管理はルーズで、来場者優先ではないので入場のタイミングには注意が必要。無料。