過橋米線
令和3年4月25日
中国語名:过桥米线
雲南省を代表する麺料理。熱々の鶏がらスープと、小分けされた具材、米線(太めのビーフン)がセットになって出される。食べる直前に具材と米線をスープに一気に入れて、その熱で加熱するのが流儀。「過橋」という名の由来で代表的なものは以下のとおり。清の時代、雲南省南部の蒙自市にある夫婦が住んでいた。科挙を目指す夫は湖に浮かぶ島で勉強し、妻は橋を渡って料理を届けるのが日課だった。夫は米線が好きだが、いつも手元に届くまでに冷めてしまう。ある日、妻は鶏がらスープを届けた際、表面に浮かぶ鶏油に保温効果があるのを発見。そこで薄切りにした具材と米線をスープと別分けにして届け、食べる直前に混ぜたところ、美味しく食べることができた。この方法は人々の間に広まり、いつしかこの良妻の努力を称え「過橋米線」(「過」は「渡る」の意)と呼ぶようになった。スープの器は大変熱いので、食べる際には口や指が触れてやけどしないよう注意が必要。

雲南省を代表する麺料理。熱々の鶏がらスープと、小分けされた具材、米線(太めのビーフン)がセットになって出される。食べる直前に具材と米線をスープに一気に入れて、その熱で加熱するのが流儀。「過橋」という名の由来で代表的なものは以下のとおり。清の時代、雲南省南部の蒙自市にある夫婦が住んでいた。科挙を目指す夫は湖に浮かぶ島で勉強し、妻は橋を渡って料理を届けるのが日課だった。夫は米線が好きだが、いつも手元に届くまでに冷めてしまう。ある日、妻は鶏がらスープを届けた際、表面に浮かぶ鶏油に保温効果があるのを発見。そこで薄切りにした具材と米線をスープと別分けにして届け、食べる直前に混ぜたところ、美味しく食べることができた。この方法は人々の間に広まり、いつしかこの良妻の努力を称え「過橋米線」(「過」は「渡る」の意)と呼ぶようになった。スープの器は大変熱いので、食べる際には口や指が触れてやけどしないよう注意が必要。



