飛雲崖
令和3年5月20日
中国語名:飞云崖
貴陽市中心部から東北に約230キロ、黄平県の農村地帯に位置する仏教施設。明の時代(1443年)に創建。主格となる月潭寺は文革の破壊を免れた石門が特徴的だが、中のお堂には仏教関連の文物等はなく、少数民族の祭日に関連した博物館となっている。月潭寺を左手に更に少し奥に進むと、山の崖下の窪地に仏様が祀られている一画がある。その天井にせり出した岩々が、雲が舞う形に似ていることが、飛雲崖という名称の由来となっている。清の時代の悪徳役人の代名詞とされる和珅の詩が刻まれた石版が、一部破壊された状態のまま残っている。1509年には王陽明がこの地を訪れ、「天下の山は雲南貴州に集う、雲南貴州の秀は断崖に集う」と高く評価したとされている。小川沿いに位置し、こぢんまりとした敷地で、落ち着いた雰囲気なので、この地方に来ることがあれば立ち寄ってみたい。有料。



貴陽市中心部から東北に約230キロ、黄平県の農村地帯に位置する仏教施設。明の時代(1443年)に創建。主格となる月潭寺は文革の破壊を免れた石門が特徴的だが、中のお堂には仏教関連の文物等はなく、少数民族の祭日に関連した博物館となっている。月潭寺を左手に更に少し奥に進むと、山の崖下の窪地に仏様が祀られている一画がある。その天井にせり出した岩々が、雲が舞う形に似ていることが、飛雲崖という名称の由来となっている。清の時代の悪徳役人の代名詞とされる和珅の詩が刻まれた石版が、一部破壊された状態のまま残っている。1509年には王陽明がこの地を訪れ、「天下の山は雲南貴州に集う、雲南貴州の秀は断崖に集う」と高く評価したとされている。小川沿いに位置し、こぢんまりとした敷地で、落ち着いた雰囲気なので、この地方に来ることがあれば立ち寄ってみたい。有料。







