李家山青銅器博物館
令和3年7月9日
中国語名:李家山青铜器博物馆
昆明市中心部から南へ約100キロ、星雲湖の南西にある江川県の市街地に位置する。1994年に開館。数キロ離れた李家山では、1970年代以降、土中から戦国時代(BC5世紀頃)~東漢時代(2世紀頃)にかけての大量の墳墓跡と青銅器製の遺物が発見された。これらは当時、この地域を支配していた滇国時代のものとされる。博物館は小規模で、この一帯から発見された武器、生活用具、祭祀品、装飾品などの青銅器が展示されている。目玉は「牛虎銅案」と呼ばれる祭祀品や金印があるが、ともにオリジナルは北京の博物館に収蔵されているという。前者はレプリカが展示されているが、福岡で発見された「漢委奴国王」と形の似た金印についてはレプリカさえなく若干の物足りなさを感じる。また年表には「1994年に日中合作で第85墳墓を発掘」との記載があるが、実際には共同発掘ではなくNHKが取材に訪れただけとのことで紛らわしい。年表によると、同博物館の展示品は、1984年、2004年、2005年に東京、名古屋、大阪でも展示されている。無料。


昆明市中心部から南へ約100キロ、星雲湖の南西にある江川県の市街地に位置する。1994年に開館。数キロ離れた李家山では、1970年代以降、土中から戦国時代(BC5世紀頃)~東漢時代(2世紀頃)にかけての大量の墳墓跡と青銅器製の遺物が発見された。これらは当時、この地域を支配していた滇国時代のものとされる。博物館は小規模で、この一帯から発見された武器、生活用具、祭祀品、装飾品などの青銅器が展示されている。目玉は「牛虎銅案」と呼ばれる祭祀品や金印があるが、ともにオリジナルは北京の博物館に収蔵されているという。前者はレプリカが展示されているが、福岡で発見された「漢委奴国王」と形の似た金印についてはレプリカさえなく若干の物足りなさを感じる。また年表には「1994年に日中合作で第85墳墓を発掘」との記載があるが、実際には共同発掘ではなくNHKが取材に訪れただけとのことで紛らわしい。年表によると、同博物館の展示品は、1984年、2004年、2005年に東京、名古屋、大阪でも展示されている。無料。





