建水古城
令和3年7月9日
中国語名:建水古城
昆明市中心部から南へ約200キロ、建水県の盆地に位置する古い石畳の町並み。建設が始まったのは唐の時代の810年と古く、明の時代から雲南南部の経済の要衝として栄えた。東門にあたる朝陽楼は1389年の建設後、幾多の戦火を逃れ現在に至っている。朝陽楼から西に延びる臨安路が古い城のメインロードとなるが、観光用というより生活用の商店が多い。古城らしさを感じるには翰林街など脇道に入った方がよい。一帯には、孔子廟、仏教寺院、道教寺院、科挙の事前試験会場、役所跡など見所が多い。現地特産の「建水紫陶」と呼ばれる陶器の店は多いが、他の古鎮でよく見かける食べ歩き用の軽食や食品系の土産は少ない。現地の名物メニューは、草芽(ネギの一種)、焼豆腐、汽鍋鶏(スープ)など。朝陽楼には、1900年前後に雲南省南部を実質的に植民地化したフランスとの紛争や当時の街の様子を紹介する貴重な写真パネルが展示されていて興味深い。一部施設は有料。



昆明市中心部から南へ約200キロ、建水県の盆地に位置する古い石畳の町並み。建設が始まったのは唐の時代の810年と古く、明の時代から雲南南部の経済の要衝として栄えた。東門にあたる朝陽楼は1389年の建設後、幾多の戦火を逃れ現在に至っている。朝陽楼から西に延びる臨安路が古い城のメインロードとなるが、観光用というより生活用の商店が多い。古城らしさを感じるには翰林街など脇道に入った方がよい。一帯には、孔子廟、仏教寺院、道教寺院、科挙の事前試験会場、役所跡など見所が多い。現地特産の「建水紫陶」と呼ばれる陶器の店は多いが、他の古鎮でよく見かける食べ歩き用の軽食や食品系の土産は少ない。現地の名物メニューは、草芽(ネギの一種)、焼豆腐、汽鍋鶏(スープ)など。朝陽楼には、1900年前後に雲南省南部を実質的に植民地化したフランスとの紛争や当時の街の様子を紹介する貴重な写真パネルが展示されていて興味深い。一部施設は有料。







