鄭巧雪氏に対する外務大臣表彰伝達式を開催しました

令和4年10月31日
  10月27日、重慶市において、鄭巧雪・重慶市生け花協会会長に対する外務大臣表彰の伝達式を開催しました。
  外務大臣表彰は、我が国と諸外国との友好親善関係の増進において、特に顕著な功績のあった個人および団体の功績を称えるものであり、令和4年度は197個人、48団体が受賞しました。
  鄭会長は、2007年に重慶いけばな協会で活動を開始し、以来、2015年の同協会会長就任を経て、現在までに重慶を中国に於けるいけばなの大きな中心地のひとつに育て上げました。2018年からは国際草月総会中国・重慶分会の会長も務め、草月流華道の発展に於いても大きな貢献を続けられています。
  高田総領事は、祝辞の中で、日中国交正常化50周年の意義深き年に鄭会長が外務大臣表彰を受けられたことは誠に慶賀すべきことであると述べ、鄭会長が今後も「いけばな」を通じた日中文化関係の深化・発展のため引き続きさらなるご貢献を果たしていかれることに期待を寄せました。
  また、趙紅敏・重慶市林業科学研究院・重慶花卉協会秘書長が来賓代表挨拶を行い、高田総領事による鄭会長への外務大臣表彰状及び記念品授与の後、鄭会長より記念挨拶及び生け花の公演を行いました。式典には、重慶市の政府関係者、企業関係者、文化人の代表が出席しました。