成都で新年祝賀レセプションを開催しました

令和5年2月20日
    2月17日、当館は、四川省成都市にて新年祝賀レセプションを開催し、四川省、成都市はじめ省内各市区の政府関係者、在成都各国総領事等、日本企業関係者等在留邦人の方など、約200名の来賓が出席しました。
    高田真里総領事は冒頭挨拶を行い、昨年、四川省は、水・電力不足、新型コロナを巡るいわゆる「ロックダウン」や感染拡大など厳しい状況に直面したが、一方、日本と四川省の関係は、JNTO成都事務所開設等観光分野の発展、小売・レストラン分野の日系企業の当地進出、文化交流や省内各都市との交流等諸交流の着実な発展などの分野で引き続き力強く発展したと述べ、昨年の日中国交正常化50周年に続いて日中平和友好条約締結45周年、在重慶日本国総領事館開設25周年を迎え、新型コロナが新たな局面を迎えた今年こそ、日本と四川の相互関係のなお一層の強化と活発化のため、館を挙げて尽力していく旨述べました。
    また、来賓を代表して張濤・四川省外事弁公室副主任、一級巡視員が挨拶を行い、鈴木高徳・成都日本商工クラブ会長の音頭により、大分県産スパークリングワインによる乾杯を行いました。
    レセプション会場では、JNTO成都事務所、四川省の友好都市である広島県、山梨県、和歌山県のほか滋賀県、静岡県、北海道、岩手県、山形県の自治体がブースを並べて観光や日本酒等特産品のPRを行ったほか、アサヒビールやABCクッキングスタジオのブース出展や、小原流成都拈花趣支部による生け花展示も行われました。また、会場では当館による日本酒や新潟県産こしひかりのPRも行われ、来賓はめいめい楽しんでいました。
    併せ会場には、1972年の日中国交正常化以来半世紀の日本と中国、日本と成都・四川省・西南地域の関係の歩みを紹介する日中友好交流記念写真パネルが並べられ、来賓の方々は観賞しつつ当時の歴史に思いを馳せていました。