髙田真里総領事が重慶武蔵塗料5周年記念式典に出席しました

令和7年8月6日
  8月2日、髙田真里総領事は重慶市長寿区で行われた重慶武蔵塗料5周年記念式典に出席しました。
  株式会社武蔵塗料ホールディングスは1958年に創業した「色と機能で世界を豊かにする」という理念を持つ工業用塗料の会社です。工業用塗料は、製品を保護するだけでなく防音や遮熱といった機能を付与し、その豊かな色彩で人を勇気づけたり、心の安らぎをもたらしたりと、とても大きな役割を持っています。日常で「武蔵塗料」の名前を耳にすることは少ないかもしれませんが、我々の生活に欠かせない自動車、スマホ、パソコン、ゲーム機、カメラなどに同社の塗料が使われています。
  武蔵塗料は世界11か国15拠点を展開するグローバル企業でもあり、中国には、中山、蘇州、天津、重慶に工場があるほか、上海に貿易会社があります。2020年に長寿区に設立された重慶武蔵塗料有限公司は中国3工場へ供給する半製品を一括して生産しています。
  重慶武蔵塗料有限公司の設立5周年を記念して、8月2日に同社工場視察や記念式典などが行われ、福井裕美子・株式会社武蔵塗料ホールディングス代表取締役、西並正・重慶武蔵塗料有限公司総経理はじめ、サプライヤーや従業員家族など多数の関係者が出席しました。髙田総領事は、来賓祝辞のなかで「重慶武蔵塗料によって日中関係に鮮やかな「虹色」が塗られ、両国の関係が益々発展していくことを期待する」と述べました。