西海総領事代行着任のご挨拶

令和8年8月12日
総領事代行写真
  皆様、はじめまして。この度、在重慶日本国総領事館の総領事代行として着任いたしました西海茂洋(にしうみ しげひろ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 
  私は1993年に外務省入省後、翌94年から2年間、北京で中国語を研修し、また97年から2年間、北京の日本大使館で勤務をしました。中国本土での勤務、生活はその時以来ですので、実に約27年振りとなります。
 
  この間の中国の発展はめざましく、重慶市に到着してそのエネルギッシュな街並みに大変驚いています。前任地の香港とはまた異なるダイナミックさに中国の発展の底力を垣間見たように思いました。
 
  総領事館の最も重要な業務は当地に住む在留邦人の方々が安全に、そして安心して暮らして頂けるように協力をさせていただくことだと思っています。当館としても引き続き正確な情報をタイムリーに発信していくよう努めて参りますし、皆様もお気づきのことなどあれば、いつでもご連絡を頂ければと思います。
 
  当館が管轄する地域は、「三国志」ゆかりの地が多く、歴史、文化、自然を通じて多くの日本人に馴染みの深い地です。古くから長江沿いの交通の要衝として栄え、現在でも中国の西の玄関として、中国ヨーロッパ鉄道やラオス中国鉄道などで欧州や東南アジア等と繋がる国際物流ハブとなっています。重慶市では自動車やオートバイ、四川省では自動車やディスプレイなどの製造業が盛んであり、多くの日系企業が活躍しています。近年は、重慶市で産業のスマート化が進むとともに、四川省で水素エネルギーやコンテンツ産業が発展するなど、新たな日中協力の可能性も芽生えています。また、雲南省の松茸、貴州省の抹茶など、食の面で日本と強い繋がりをもつ地域もあります。我々としては、日本企業の皆様が適切な環境下でビジネスを行えるよう、皆様とよく連絡を取らせて頂ければと思います。
 
  加えて近年、日本・当地間では地方都市交流や文化交流も活発に行われています。当館は、日本と当地の関係維持・強化のために様々な分野においてご尽力されている皆様を引き続きご支援させて頂く所存です。
 
  私としましては、できるだけ多く管轄の地域を回り、一人でも多くの方にお目にかかってお話を伺うなど、微力を尽くして多くのことを学んでいきたいと考えております。皆様から宜しく御指導賜れれば幸いです。
 
 
         令和8年8月
                   在重慶日本国総領事館 総領事代行
        西海 茂洋