管轄区域の主な報道ぶり(2021年2月)

令和3年3月16日
「十三五」期間の平均成長率(各地)
 管轄地域の各政府は、このほど第13次5カ年計画(2016-2020)期間の経済成長率を発表。それによると、重慶市の年平均GDP成長率は7.2%増、四川省は同7%増、貴州省は同8.5%増であった。
 
習近平国家主席が貴州省を訪問
 3日、習近平国家主席は貴州省卒節市黔西県を視察訪問し、新年のお祝いを送り、4日、習近平国家主席は貴陽市を訪問し、スーパーマーケットや社区を視察した。
 
四川省の2021年重点プロジェクト
 5日付四川日報は、このほど四川省発展改革委員会が、2021年に新たに実施する211件の重点プロジェクトを発表した旨報道。内訳は、インフラ81件、産業99件、民生・社会事業25件、生態建設・環境保護6件。その中には、成渝地区における交通プロジェクト13件も含まれる。
 
都市と農村融合発展試験区の指定(重慶市・成都市)
 8日付重慶日報は、このほど国家発展改革委員会が「国家都市と農村融合発展試験区改革実施方案」にて重慶西部一帯地区、成都西部一帯地区を含む全国11か所を試験区に指定した旨報じた。
 
春節期間中(11日-17日)の各種データ(各地)
 ・重慶市の交通旅客数は、空路が延べ35万人、鉄道が延べ39.7万人であった。A級観光地への旅行客数は延べ791万人で2019年同期比の65.2%まで回復。主要商業圏等における小売総額は274.1億元(前年同期比49.9%増)であった。
 ・成都市の交通旅客数は、空路が延べ42.45万人(前年同期比38.1%減)、鉄道が延べ157.6万人(同26.2%増)、道路が84.6万人(同13%増)であった。市全体の旅行客数は延べ1447.6万人で2019年同期比の76.5%まで回復。主要商業企業31社における小売総額は15.9億元(同24%増)で、集客数は延べ1566.8万人(同22.5%増)であった。
 ・雲南省の道路・鉄道・水路・空路の全交通輸送量は2019年同期比の70.3%減、2020年の30.2%減であった。また、同省への旅行客数は延べ1667万人で、2019年同期の52%減であった。
 ・貴州省の交通旅客数は、空路が延べ22.46万人、鉄道が延べ57.67万人、道路が延べ73.71万人であった。また、全省141か所の観光地への旅行客数は延べ366.61万人であった。
 
大型スポーツ大会の共同招致(四川省・重慶市)
 19日、重慶市にて2021年川渝体育深化融合発展推進会議が開催され、重慶市体育局と四川省体育局及び成都体育学院が「成渝地区双城経済圏体育産業協力協議」に署名し、共同で国内外の重要な競技を積極的に招致し、2030年までに全国的な総合スポーツ大会を開催するよう全力で取り組むことを決定した。
 
成渝地区双城経済圏の扱い
 26日付四川日報は、このほど党中央及び国務院が、中国初の総合的な立体交通に関する中長期計画の「国家総合立体交通網計画要綱」(2021年-2035年)を発表、その中で京津冀、長江デルタ、粤港澳大湾区、成渝地区双城経済圏の4地区を「極」と定めたことについて、国家レベルの交通計画において、初めて成渝地区双城経済圏が他3つの「極」と並んで登場した旨報道した。
 
デジタル人民元紅包迎春イベント(成都市)
 26日付四川日報は、成都市で勤務或いは居住している人に対し、同市が20万人分総額4000万元のデジタル人民元を「紅包」として配布する予定で、24日8時より予約受付を開始した旨報道。当選後はデジタル人民元に対応可の成都市内約1万1千軒の店舗や京東ネットショップにて使用できる。
 
モスク強制撤去に対する抗議(雲南省)
 RFAによると、2月末、雲南省昭通市大関県などの二つのモスクが当局により強制的に撤去され、ムスリム市民による抗議活動が行われた。