火鍋

平成30年2月22日
 重慶グルメといったら、まずは火鍋。火鍋の発祥は重慶で、20世紀初頭、開港で賑わう長江の埠頭で荷作業を行う労働者たちが、金持ちが食べずに捨てていた動物の内臓を集め、きれいに洗い、 臭いをとるため唐辛子、山椒、ニンニク、 生姜などの香辛料をたっぷり入れて煮込むとおいしく食べられることを知り、次第に普及するようになったと言われている。重慶の繁華街には火鍋の店が密集しており、夜になると(夏でも)沢山の人々が真っ赤な火鍋をつつき、歩道にも匂いがプンプン漂うというのが代表的な重慶風情である。基本的に全て辛いが、鴛鴦(中国語発音はユエンヤン)という、辛味スープとあっさりスープの組み合わせ方式もあるので安心。重慶に来たら是非、一度はお試しあれ。