塘河古鎮

令和2年11月19日
中国語名:塘河古镇
 
 重慶市中心部から南西へ約85キロ(車で約1時間40分)、四川省との境界線に近い江津区西南部の塘河(長江の支流)添いに位置する。重慶、四川、貴州への水運物資の集積地として明清時代に栄えた。看板のある入口から約200メートル続く「新街」を抜けたところに「老街」がひっそりと佇んでいる。30分もあれば一回りできるほど規模は小さいが、古い家屋がよく残っているため、数々の映画の撮影場所として使われており、各所に撮影時の写真が貼られている。見所は王爺廟(明朝)や清源宮(清朝)程度と少ない。U字型にくねる河の対岸から眺める全景が美しいので、是非足を伸ばしたい。住民が少なく廃屋化が進んでいる様子なので、見学するなら早めがお勧め。