天生三橋　

中国語名：天生三桥（三桥は三硚とも書く）

　　2007年の世界遺産「中国南方カルスト」の一部となっている武隆は、重慶市の中心部から約130キロであるが、現在は少し回り道しつつ車で行くしか方法がなく、約3時間半かかる（2020年8月現在、高速鉄道と空港の建設計画あり）。広範な地域にいくつかの主要な見所が点在しており、天生三橋は最も代表的なものの一つで、仙女山観光区の中心部から北東に20分の距離にある。1億年前の地殻変動で天然アーチ状となったカルストが3カ所集まっている。入場口から絶壁沿いにエレベーターで一気に下り、約3キロの遊歩道を歩いて3カ所を通過しつつ周囲の絶景を楽しむことができる。アーチの高さは何れも200m以上あり極めて壮大。「トランスフォーマー4」等の映画のロケ地として使われたことでも有名。仙女山の観光センターから天生三橋と龍水峡地縫（別掲）を巡回する無料バスが出ている。